第39回全国中学生選抜将棋選手権が、本年も8月3日、4日の二日間に渡り熱戦が繰り広げられ大盛況に開催されました。皆様からのご協力によるものと感謝申し上げます。
本年も、彬子女王殿下より大会名誉総裁としてご臨席を賜りました。昨年度優勝者より『寛仁親王牌』『彬子女王牌』の返還の後、彬子女王殿下より「おことば」を賜りました。
本大会も、「青少年の健全育成」「将棋人口の拡大」「地場産業の発展」を理念とし開催しまして、中学生棋士の皆様には、全国各地の代表としての責任と自覚を意識し礼儀正しい姿勢で大会に挑んでもらい、勝敗に関わらず、中でもより模範になった中学生棋士に特別賞を授与させていただきました。また、羽生善治永世七冠取得・国民栄誉賞受賞、などプロ棋士が注目されており、プロ棋士への登竜門として認知されている本大会の出場選手や一般市民向けにプロ棋士の方々からトークショー形式でセミナーを実施しました。出場された中学生棋士の皆様は、本大会の経験が自己の成長や中学生時代の思い出になったと思います。

本大会の開催にあたり、多大なるご支援を頂きました公益社団法人日本将棋連盟、天童市、並びにご後援・ご協賛・ご協力頂きました関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。

そして、来年は第40回が開催予定です。節目の大会がよりよい大会へ発展するべく、メンバー一丸となって準備を進めて行くことをお誓い申し上げ第39回大会実行委員長の大会閉会のご挨拶とさせていただきます。

2018年 大会実行委員長
公益社団法人天童青年会議所
理事長 菊地 佑次